建設現場では、生コン打設時に生じる「残コン」生コン工場での「戻りコン」の処理が長年の課題となっています。
生コンクリートは製造から時間が経過すると品質が劣化し、再利用が難しくなるため、規格外のものは廃棄されるのが一般的です。この「余剰コンクリート」や「残コン」は、全国で年間数十万立方メートルにも上ると推計されており、環境負荷や処理コストの面で問題視されています。
現在、多くの現場では、残ったコンクリートを産業廃棄物として処理するか、仮置き場で硬化させてから砕石として再利用する方法が取られていますが、いずれも手間とコストがかかり、効率的とはいえません。また、ミキサー車での持ち帰りも時間や距離の制約があるため、実現が困難です。
こうした背景から、残コンを現場内で有効活用する取り組みや、リサイクル技術の開発が進められています。
残コン処理方法 比較
この「再生骨材」として再利用できるようにする処理を残コン・戻りコン処理剤
「コンバラス」なら簡単に行うことが出来ます。
今まさに、生コンの製造・使用工程全体を見直し、持続可能な資源循環型の建設が求められています。